森と海はつながっている。
森の人と海の人と街の人のつながりをつくりなおすための1日。
長野県伊那市で、「森にかかわる 100 の仕事をつくる」をテーマに、2020 年から開催してきた森の学び舎「伊那谷フォレストカレッジ」で は、これまで様々なテーマで森と人の関わりの 探求をしてきました。
たくさんの方との出会いを通じて、森の可能性 について考えてきました。
今回フォレストカレッジは伊那谷を飛び出して、神戸の森で活動する SHARE WOODS の山﨑正夫さん、KOBE PAIR TRAWLINGS の尻池 宏典さん(尻池水産)、糸谷謙一さん(糸谷水産) と連携して、出張フォレストカレッジを開催します。
神戸の森と里と海がつながっていくことを探る企画です。
神戸の森、海、里で活動している人たちのクロストークを通して、 新しい連携や、森や海に関わる人や仕事を増やす ために今何ができるか、を考えます。
タイムスケジュール
日程:3月17日(日)
【 昼の部 】 ※お申し込みを締め切りました
9:00 ROKKONOMADO
9:15 焚き火を囲んでオリエン/山﨑正夫さんから森の話
11:00 六甲の森歩き(バンノ山荘)
12:00 長田港へ移動/お昼ごはん(漁師さん特製のしらす丼)
14:00 尻池さんから神戸の海の話
14:50 船で神戸の海の上を巡る
15:20 兵庫運河へ移動/糸谷さんから運河の話
16:30 クロージングセッション
【 夜の部 】※お申し込みを締め切りました
会場:北の椅子と(兵庫県神戸市兵庫区材木町1−3)
定員:30名
参加費:2000円(神戸で水揚げされた魚を使った軽食と、1ドリンク付き)
ゲスト
森の人 山﨑正夫氏(SHARE WOODS)
海の人 尻池宏典氏(KOBE PAIR TRAWLINGS)
里の人 山田隆大氏(神戸市役所)
ファシリテーター 奥田悠史(株式会社やまとわ)
18:00 受付開始
18:30 森と海と都市の繋ぎ方トーク
19:30 グループセッション
20:00 まとめ・交流会
20:30 終了
出張フォレストカレッジ 運営メンバー
神戸の山・森と海に関わるメンバーが連携しながら、森と海の心地よい関係性作りを探っていきます。
山﨑 正夫 / SHARE WOODS
1970年生まれ。大学卒業後出版社勤務を経てドイツ木材メーカーの輸入代理店に勤務。2009年に間伐材を活用した打楽器「カホン」を手づくりする「カホンプロジェクト」を創設し、日本全国の森との関わりを深め全国各地の地域材を活用したプロジェクトに携わる。2013年に、木に関わる情報と販売のプラットフォーム「SHARE WOODS」を設立。全国各地の森林や林業関係者、行政団体と連携しながら、デザインやものづくりを通して地域材のブランディングや流通の仕組みづくりをすすめている。
尻池宏典 / 尻池水産 ・一般社団法人KOBE PAIR TRAWLINGS
神戸の中堅、若手の漁師達で神戸の魚の普及活動と持続可能な漁業のため海の環境などを考える中で六甲山の大切を学び山の環境についても何か取り組めないか模索中です。
糸谷謙一 / 糸谷水産・一般社団法人KOBE PAIR TRAWLINGS
1981年生まれ。2000年頃から漁師。兵庫漁業共同組合の理事。組合内に若手で作った水産研究会の会長を務める。昨今では、環境改善を目的に兵庫運河でのアサリやワカメの養殖実験など、海の環境を守るための活動を展開している。
奥田 悠史 / 株式会社やまとわ (長野)
森の面白さや豊かさを再発見・再編集してそれをプロダクトやサービスにしていろんな方に届けるのが仕事。信州大学農学部森林科学科卒。大学を休学しバックパッカーで世界一周へ。帰国後、編集者・ライターを経て、2015年にデザイン事務所を立ち上げる。2016年10月、「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに掲げる株式会社やまとわの立ち上げに参画。豊かな暮らしの提案を通して、豊かな森を育むことを目指して、農林業、地域材のプロダクトづくり、家づくり、森のプランニングなど多岐にわたって展開中。
榎本浩実 / 株式会社やまとわ(長野)
大阪府富田林市出身。食べること、木と触れ合うことが大好き。里山文化と森林の関りを学びたいと長野県木曽町にある林業大学校へ進学。卒業後は、同町の地域おこし協力隊として郷土食体験の指導等に携わる。その後、「豊かな暮らし方提案を通して豊かな森をつくる」という理念に心惹かれ、やまとわへ入社。「暮らしの中に山や森がある」、そんな未来を目指して日々奮闘中。