10月にスタートした今年のフォレストカレッジ。これまで、多様な分野の講師をお迎えし「森と住まい」「森と林業」「森と都市」「森と手仕事」4つの講座を行ってきました。
講師によるオンライン講座に加えて、これまでに課外授業を何回も行っています。
そして現在、“教育”や“ツーリズム”、“つながる”、“素材”など多様なグループができ、それぞれ興味のあるグループでは具体的にどんなことが出来そうかオンライン上で話し合われる場面も出てきています。
なかには、昨年度の受講生(第1期生)が関わって進んでいるグループもあり、これからどんな風に展開していくのかとても楽しみです。
さて、今回は本格的に寒くなる直前の11月20日(土)に伊那市市有林で行った焚き火会議についての報告です。
2年目になるフォレストカレッジですが、リアルイベントは初めて。北は岩手県、南は福岡県まで全国から約40名の受講生が集まって下さいました。
会場となった伊那市市有林に集合。時間になるまで「はじめまして」とあちこちで話が始まります。事務局の奥田から挨拶、その後協議会の小林健吾さんからこの森の説明を受けながら移動します。
木を伐倒するエリアへ到着しました。やまとわ代表取締役社長 中村がチェーンソーを使ってアカマツを伐ります。
いよいよ焚き火エリアへ。グループ分けのためのくじ引きをして、それぞれグループに分かれます。
最初のテーマは「この森で何ができる?何したい?」。
自己紹介から始まり、焚き火を囲んで自由に話し始めました。オンラインでは会っていても、実際に会うのが初めて。でもそんなことは感じさせないくらい、森が好きという人同士、火を囲めば会話がはずみます。
1回目のディスカッション終了後、休憩時間には事務局から小さなプレゼント。
伊那市内でカンパーニュと焼き菓子を作っているえんむさんのクッキーを2種類、経木で包んで用意しました。受講生の中には、手作りのお菓子を作って持って来てくれた人もいてとても嬉しかったです。
2回目のディスカッションのテーマは「森と教育」「森と場」「森と子ども」「森とまちづくり」「なんで森に興味があるの?」「森とツーリズム」。話したいテーマのもとへ集まりました。
2回目のディスカッションが終わると、テーマごとに代表者が発表して皆で共有しました。
フォレストカレッジにとって初めてのリアルイベント「伊那市の森で焚き火会議」。オンラインでつながれる便利な時代ですが、やっぱりリアルで集まるからこそできることがあるということを実感した一日でした。
参加頂いた受講生の皆様、準備や後片付けにご協力下さった皆様。本当にありがとうございました。
<番外編>
夜の延長焚き火会議も行いました。20人弱の方たちが参加、話は尽きません。