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Forest College in 伊那谷・木曽谷

2026.09.24
Forest College in 伊那谷・木曽谷

森の中で、共に考え込む余白を

正解のない問いを抱えて、考え続ける3日間 | 2026年11月13日(金)〜15日(日)

フォレストカレッジは、2020年に幕を開けました。森のこと、林業のことだけを学ぶのではなく、森という場所に出かけ、焚き火を囲み、異なる背景を持つ人と出会う。そこで、自分のなかの好奇心を見つめたり、これまでとは違う視点から、自分や他者、社会との関係を考えたり。これまで、300名を超える人たちと、そんな時間を重ねてきました。

昨年度の舞台となった伊那谷・木曽谷で、今年も開催します。

テーマは「cross-pollination ─ 共に考え込む余白」

「cross-pollination(交差受粉)」とは、異なる花の花粉が交わることで、新しい実を結ぶ生態系の営みです。

林業、木工、食、農。異なる分野でそれぞれの仕事をする人たちが、森というフィールドに集まり、それぞれの問いを持ち寄る。答えを出すためではなく、問いを深めるために。

アイデアを「発表・報告する」のではなく、一緒に手を動かし、歩き、話し、考える。
誰かの視点に触れることで、自分の問いが少し変わるかもしれない。思いがけない組み合わせから、新しいアイデアが生まれるかもしれない。

そんな「共に考え込む余白」を、3日間かけてつくります。

2025年のテーマ「森との関係性再考」を引き継ぎながら、森と自分たちとの関係性を、より深く、より広く、問い直してみませんか。

夜には、今年10月にオープンする森の複合施設「yama-niwa」を会場に、焚き火を囲んだ交流会も予定しています。日中、それぞれの興味や問いをもとに深く潜り、そこで得た気づきや体験を、焚き火を囲みながら交換する。異なる問いが交わり、また新しい問いが生まれていく。まさに「cross-pollination」 が生まれる時間となるのではないでしょうか。

カリキュラムについて

講座はオンラインでのオリエンテーションと、3日間の現地合宿形式で開催します。2日目以降は「森でつくるコース」と「森で企てるコース」に分かれ、各コースで学びを深める時間だけでなく、2つのコースが混ざり合い、お互いの体験を共有する時間も設けています。

*内容や時間は変更になる可能性があります

DAY 0 |  11月4日(水)19:30 – 21:00:初回オリエンテーション(オンライン) 

現地で3日間を共に過ごす仲間との、顔合わせを兼ねたオリエンテーションをオンラインで実施します。

DAY 1 | 11月13日(金)13:00 – 21:00:火起こしで幕をあける

初日は森の中で開校式。「火起こし」を通して、道具や身体の感覚に目を向けた後は、焚き火を囲んで対話の時間。夜は廃校を活用した森の複合施設「yama-niwa」に場所を移し、2コース共通で「編集」の視点を学びます。

⚫︎「君は道具一つで火起こしができるか」
  講師:縄さん(週末縄文人)
⚫︎「森との関係性を編集する」
  講師:奥田 悠史さん(株式会社やまとわ/森林ディレクター)

DAY 2 | 11月14日(土)9:00 – 21:00:2コースに分かれて森の生業に触れる

2日目は「森でつくるコース」は木曽谷、「森で企てるコース」は伊那谷をフィールドに、森の生業に触れ、問いを深めていきます。夜はコース共通で、出張料理人・猟師として活躍するシェフによる夕食や、山伏として活動する講師によるお話を聞く時間も。

<森でつくるコース@木曽谷>

⚫︎「木こりとしての森との関係性」
  講師:千村 格さん(株式会社木曽ツリーワークス)
⚫︎「職人としての森との関係性」
  講師:土屋 伸顕さん(garage419)
⚫︎「手を動かしてものづくりを体感する」
  講師:橋本 圭太さん(土土〈DODO〉代表、二級建築士、家具職人)
     小林 信彦さん(上松町地域コーディネーター)

<森で企てるコース@伊那谷>

⚫︎「山歩きと、庭での対話」
  講師:奥田 悠史さん(株式会社やまとわ、森林ディレクター)
⚫︎「山とともに生きるための保全」
  講師:花谷 泰広(元登山家)
⚫︎「森の素材がお菓子になるまで」
  講師:日比野 由依子さん(七十二 店主)

<コース共通>

⚫︎「山伏から学ぶ、山と祈り」
  講師:山本 円郁さん(御嶽行者・山伏)
⚫︎「山を味わう夕食」
  シェフ:阿部 匠海さん(Tomoru 出張料理人、猟師)

DAY 3 | 11月15日(日)9:00 – 16:00:問いが交わり、新たな問いが生まれる

最終日は2つのコースが混ざり合い、これまでの時間を振り返りながら、お互いの学びや問いを共有します。

⚫︎「子どもたちと育つ、学校林の森づくり」
  講師:榎本 浩実さん(株式会社やまとわ)
⚫︎対話と振り返り

講師陣の情報は順次更新していきます。SNSでも引き続き情報をご確認ください!


選べる2つのコース

森で「つくる」コース

地域材を活用した「ものづくり」を体感するコース。木こりのみなさんの現場(土場)の見学からはじまり、職人として商品を生み出すところまで、林業の川上から川下までを含む多角的な視点から、森の価値について考えます。

森で「企てる」コース

森を多角的に捉え、森に新たな価値を付ける思考を学ぶコース。森のフィールドワークや講義、ディスカッションを通して企画を考え、森に関わる100の仕事づくりを目指します。


開催概要

Forest College in 伊那谷・木曽谷
日 程:2026年11月13日(金)13:00 – 11月15日(日)16:00
集 合:伊那市内 ※ 詳細はお申し込み後にご案内します
宿 泊:実費負担
食 事:実費負担
参加費:一般 10,000円(税込)、学生 5,000円(税込)
 ※ 現地までの交通費・宿泊費は含まれません。プログラム内で予定されている交流会・お弁当費については別途費用を頂戴します。
 ※ 宿泊地は塩尻・木曽谷を想定しています。各自の宿泊の手配については参加者決定後、別途ご案内いたします。
定 員:「森でつくるコース」12名 / 「森で企てるコース」18名

申込み方法

こちらの申込みフォームから必要事項をご記入の上、お申し込みください。
【申込締切:2026年10月19日(月)23:59】

開講までのスケジュール

⚫︎申込締切:2026年10月19日(月)23:59
⚫︎選考結果連絡:2026年10月23日(金)中 ※申込が定員以上の場合、選考を実施いたします
⚫︎初回オリエンテーション(オンライン):2026年11月4日(水)19:30〜21:00@Zoom
⚫︎現地講座:2026年11月13日(金)〜2026年11月15日(日)


講師紹介

千村 格さん
株式会社木曽ツリーワークス

長野県木曽郡木曽町出身。長野県立木曽高等学校(現木曽青峰高校)、国立信州大学工学部情報工学科卒業。2002年よりヨネックス株式会社所属のプロスノーボーダーとして活躍。

2006年トリノオリンピックスノーボードクロス日本代表。ベスト16。中部電力関係の伐採に数年携わった後独立。起業後3年で法人化。

土屋 伸顕さん
garage419

1989年広島県生まれ。尾道大学でデザインを学んだ後、古道具店や建築設計事務所に勤務。2019年に上松技術専門校で家具製作を学び、東京の家具工房を経て、2022年に上松町で「garage419」を開業。長野県木曽郡上松町を拠点に、木曽地域で伐採された木材を使い、暮らしの道具や器を制作。古い民具や、修理を重ねながら使い継がれてきた道具に敬意を払い、木の手触りや人の手の跡が残るものづくりを続けている。

橋本 圭太さん
土土〈DODO〉代表 / 二級建築士 / 家具職人

大阪府堺市出身。琉球大学工学部建築学科卒業。ハウスメーカーで現場管理経験、家具デザイン会社にて公共建築物の家具制作を経て、伊那市で地域おこし協力隊に着任。2022年に個人事務所「土土」を設立。

家具制作や地域材のプロダクト開発、店舗内装の設計・施工、まちづくり企画など幅広く活動している。

小林 信彦さん
上松町地域コーディネーター

1988年長野県長野市生まれ。長野高専卒業後、ヤマハ発動機でバイクエンジンの設計開発に携わる。上松技術専門校で木工を学んだ後、上松町の地域おこし協力隊として、木工を軸とした地域づくりに取り組む。工房やギャラリーの整備、木工人材が地域に残る仕組みづくりなどを経て、現在は合同会社AGEMATSU LIVING Laboratory代表、上松町議会議員。

日比野 由依子さん
七十二 店主

森の植物を使った菓子店「七十二-SICITONI-」店主。2012年からオーダーメイド専門のフリーパティシエとして活動。出産を機に子どもの未来に繋がる食のあり方について考え始め、環境を再生する協生農法や、自然界から食材を調達するForagingの考え方と出会う。「生態系の豊かさに根差した食体験の発信」を目指し、森の野生植物や協生農法の素材を使った創作菓子「WILD SWEETS」に取り組む。 2020 年、森の果実と菓子店 七十二をスタート。 2022 年、第10回環境省グッドライフアワード 環境地域ブランディング賞受賞。

山本 円郁さん
御嶽行者・山伏、デザインディレクター

1984年、静岡県生まれ。17歳で高校を中退し、単身上京。音楽家を志すも挫折。エンジニア/デザイナーとしてのキャリアを経て、2018年に長野へ移住。移住先で山岳信仰の文化に出会い、その後、得度受戒。

現在、自然や伝統文化を起点とする企画・プロデュースを行うとともに、修験道の教団に奉職。株式会社インクワイア 取締役。一般社団法人Ecological Memes 理事。HCD-Net ダークパターン研究会 主査。

奥田 悠史さん
株式会社やまとわ、森林ディレクター

1988年三重県生まれ。大学で森林科学を専攻し、編集者やデザイナー等の経験を経て、2016年にやまとわの立ち上げに参画。森林ディレクターとして、森の個性に合わせた未来を描き、林業・ものづくり・地域づくりを横断的につないでいる。地域の木を活用した家具や経木づくり、循環型の農林業、森のビジョン策定など。森と人の関係を再編集し、持続可能な地域資源の循環と、これからの暮らしや文化の在り方を研究している。著書「自然資本とデザイン」、編著「山の仕事ガイドブック: 大自然と向き合う30人の現場案内」。

榎本 浩実さん
株式会社やまとわ

大阪府富田林市出身。里山文化と森林の関りを学びたいと長野県木曽町にある林業大学校へ進学。卒業後は、同町の地域おこし協力隊として郷土食体験の指導等に携わる。「生命の源である森の価値をポジティブなものに変えていこう」という理念に心惹かれ、任期終了後にやまとわへ入社。

現在は農と森事業部のディレクターとして「YAMAZUTO」の商品開発や「森と暮らしの定期便」などを担当。食べること、木と触れ合うことが何よりも大好き。

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